世の終わりには・・・

「そのとき、人の子は・・・、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」マルコ13:27

 

イエス様は、お弟子さんたちの質問に答えて、この世の終わりについて教えてくださいました。

お弟子さんたちは、この世の終わりが、いつ来るのか、この世の終わりには、どんなことが起こるのか、心配で心配でたまりませんでした。

そんなお弟子さんたちに、イエス様は答えてくださいました。

「人に惑わされないように気を付けなさい。」

 

お弟子さんたちは、この世の終わりが、いつ来るのか、その時には何が起こるのか、心配で、イエス様に質問したんですけど、、、

イエス様は、わたしたちに一番大切なことを最初に教えてくださったんです。この世の終わりには、大変なことがたくさん起こり、有る事無い事、いろいろな噂や人々を騙そうとする人が現れます。そのような時に、噂や騙そうとする人に惑わされなようにしなさい。何よりも、神様のお言葉である聖書の教えに耳を傾けて、信仰を固く守るようにしなさいと。

 

そのあとで、イエス様は、お弟子さんたちの質問の直接的な答え、この世の終わりには何が起こるのか、どんな前触れ、前兆が起こるのかを教えてくださいました。

 

一つ目が、偽キリストの出現です。

「わたしこそキリストだ」「わたしがキリストの生まれ変わりだ」と言ってたくさんの人々を惑わします。

「そんな奴の言うことなんかに惑わされないぞっ」って、思いますけど。

「キリストの生まれ変わりだ」と言って、たくさんの人々を惑わした人は、今までに、何人も出てきました。「来年の何月何日に世の終わりが来ます。今のうちに教会にたくさん献金をして救われるようにしましょう」って。

献金をたくさんしたからといって、救われるわけじゃないですけど。騙された人がたくさんいました。でも世の終わりはまだ来ていません。

 

戦争と戦争のうわさも、この世の終わりの前触れです。

戦争は、この二〇〇〇年の間に、世界中で、たくさんありました。日本もロシアや清国(今の中国です)、そしてアメリカとも戦争をしました。

今も、いつ戦争が起こるかわかりません。海のすぐ向こう側で、弾道ミサイルとか何とか、わさわさしています。ちょっとしたことがきっかけで、今すぐにでも戦争が起こってしまうかもしれません。

 

この世の終わりには、大きな地震もたくさん起こります。

日本だけでも、最近は熊本と大分で起こりましたし、6年前の3月には東日本大震災が起こって、津波でたくさんの人が亡くなったり、今も行方不明になったりしています。阪神や芸予地方、長野、新潟でも大地震が起こりました。世界を見るともっともっとたくさんの大地震が起こっています。

 

イエス様がおっしゃっている、この世の終わりの前触れ、前兆は、もう全部起こっています。ということはこの世の終わりは、もう始まっていると、考えても不思議ではありません。

今は、もう終わりの時に入っていると言えます。

 

でもイエス様は、続けてこのようにおっしゃいました。

「気をつけて、慌てないようにしなさい。そういうことは、確かに起こりますが、まだ終わりが来たわけではありません。」

 

少し安心しましたけど、イエス様のお話しはには続きがあります。

「憎むべき破壊者が立ってはならないところに立つのを見たら、その時、ユダヤにいる人々は山に逃げなさい。屋上にいる人は下に降りてはいけません。家にあるものを何か取り出そうとして中に入ってはいけません。畑にいる人は、上着を取りに帰ってはいけません。その時には、世の初めから今まで、起こったことがなく、これからも起こらないほどの大きな苦難があるからです。」

 

この、イエス様の預言は、本当に起こりました。西暦70年の事です。

ローマの軍隊がエルサレムを包囲した時、多くのユダヤ人たちは、エルサレムが滅びるはずはない、神殿が破壊されてしまうことなんてあるわけがないと思って、エルサレムの町に逃げ込み、そこで助かろうとしました。でも、エルサレムの町に逃げ込んだユダヤ人たちは、エルサレムの陥落とともに殺されたり、捕虜として連れ去られたりしました。神殿も粉々に壊されてしまい、跡形も無くなってしまいました。

ところが、イエス様を信じるクリスチャンたちは、イエス様の預言に従って、エルサレムから逃げ出してヨルダン川を渡り、ペラという地方に逃げて行き、そこでみんな無事に助かったんです。

 

それから、イエス様は最後にこのようにおっしゃいました。

「その日には、苦難の期間に引き続いて、太陽は暗くなり、月はその光を失い、星は天から落ち、天体の異変が起こります。」

 

イエス様がおっしゃった通りにエルサレムは滅びました。

イエス様が教えてくださったこの世の終わりの前触れ、前兆は、何度も繰り返して起こっています。

偽キリストの出現、戦争や戦争のうわさ、世界中で起こっているテロリズムや大地震、飢饉。今は、終わりの時、苦難の時のまっただ中です。

 

「その日には、苦難の期間に引き続いて、太陽は暗くなり、月はその光を失い、星は天から落ち、天体の異変が起こります。」

 

一体何がおこるのでしょうか。今までに起こったことのない大災害が起こるに違いありません。わたしたちは恐怖のどん底に投げ落とされるんでしょうか。もう、あまりにも恐ろしくて想像することもできません。お先真っ暗です。

 

お先真っ暗ですけど、、、

わたしたちは、なんにも心配することはありません。

イエス様を信じるわたしたちにとって、この世の終わりはイエス様がもう一度来られる再臨の時です。すべてのクリスチャンにとって、救いの完成をいただく時です。待ちに待ったゴールです。救いの喜び、希望が実現する時です。今、まさにその瞬間が近づいて来ています。背筋を伸ばしてまっすぐに立ち、頭を高く上げ、堂々と胸を張って、待っていればいいんです。

その時には、イエス様が大きな力と栄光をもって、雲に乗ってくるのを、わたしたちは見ます。そして、イエス様は天使たちを遣わしてくださり、世界中のクリスチャンたちを、一人残らず集めてくださいます。

バスを待っている人たちを、バス停に止まりながら、人々を乗せていくバスのような、そんなのんびりしたものではありません。一瞬のうちに集められます。まるで稲妻が、ピシャッと空を光らせるように、一瞬のうちにわたしたちは集められます。

 

ですから、この世の終わりの前触れ、「わたしがキリストの生まれ変わりだ」と言って人々を惑わす人が現れても、ついて行ってはいけません。

戦争や戦争のうわさ、テロリズム、大地震、飢饉が起こっても、恐れないで、堂々と胸を張って、天のお父様から与えられた役割、今するべき働きを一生懸命果たしていきましょう。どんなに恐ろしい天変地異が起こっても、一瞬のうちにイエス様のもとに集められます。心配することはなんもありません。堂々と胸を張って、救いの完成を受け取りましょう。 

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教案:日本キリスト教会日曜学校2017.12.3

聖書箇所:マルコ13:3-27

聖句:マコ13:27

「そのとき、人の子は・・・、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」