天の光、東方で見た星、世の光

「天の光が輝くのを見て、鳥たちは、優しい声で歌いながら、祝いに集う。


 『われらを罪から救い、われらに喜びを与えるために、


  イエスさまがお生まれになった』。」

 

カタルーニャに古くから伝わるクリスマス・キャロルです。

天の光が輝くのを見て、お祝いに集まる鳥たちのことを歌っていますが、今日の聖書箇所に書かれている占星術の学者たちのようです。

占星術の学者たちは、星を見て、「ユダヤ人の王」がお生まれになったことを知りました。

そこで、そのころユダヤを治めていたヘロデ王のところに行って尋ねました。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みにきたのです。」

 

それを聞いたヘロデ王やエルサレムの人たちは、びっくりしました。

「えっ? どういうこと?」「ユダヤ人の王としてお生まれになった方?」。

今の平穏な生活が脅かされて、また戦争が起こるのではないかと不安になったと思います。ヘロデ王にしてみれば、「王様はオレだぞ。オレを倒すものが現れたということなのか」と不安になりました。

そこでヘロデ「王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのか問いただし」ました。

祭司長や立法学者たちは、このように答えました。

「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。

 『ユダの地、ベツレヘムよ、

  お前はユダの指導者たちの中で

  決していちばん小さいものではない。お前から指導者が現れ、

  わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」

これを聞いて、占星術の学者たちはベツレヘムへ向かいました。

 

ですが、ベツレヘムといっても相当広かったと思います。

今だったら、この市にある病院のどこかだろうと検討をつけて探すことができますが、イエスさまがお生まれになった頃は、自分の家で生まれることがほとんどでした。しかも、イエスさまがお生まれになったのは自分の家ではありません。探し出すことなんてとても無理だと思います。

でも聖書には 「東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。」と書かれています。東方で見た星がイエスさまのいるところを教えてくれたということですね。

 

お生まれになったことを、星を見て知った、占星術の学者たちは、同じ星の導きによってイエスさまのいらっしゃるところを知ることができました。でも、なぜ、最初から最後まで星は導いてくれなかったのでしょうか。

 

それは、イエスさまの誕生があらかじめ決まっていて、預言者があらかじめ書いていた、ということが明らかにされるためなのです。

それが、イエスさまがお生まれになる800年くらい前に書かれた預言です。

「エフラタのベツレヘムよ

 お前はユダの氏族の中でいと小さき者。

 お前の中から、わたしのために

 イスラエルを治める者が出る。

 彼の出生は古く、永遠の昔にさかのぼる。」(旧約聖書ミカ書5:1)

 

わたしたちは、旧約聖書と新約聖書によって、神様がどのような救いの御業を行われたかを知ることができます。そして救いの道はどこにあるかを知ることができます。

 

では、聖書を読まない人たちは救いの道をどうやって知ればいいのでしょうか。

そこで、占星術の学者たちの言葉を思い出してください。

「 ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みにきたのです。」

 

占星術の学者たちは、星を見て救い主が生まれたことを知りました。

そして、聖書によって、生まれたばかりのイエスさまがベツレヘムにいらっしゃるということを知りました。

さらに、東方で見た星の導きによって、イエスさまの前に進み出て礼拝を献げることができました。

 

わたしたちは、以前「あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい」ということを学びました。

わたしたちは世の光です。世の光であるわたしたちは、イエスさまにつながることで光り輝いています。

 

「この光を人々の前に輝きなさい」と、イエスさまはおっしゃっています。

学者たちをヘロデ王のところまで導いた東方の星のように、わたしたちに与えられている世の光としての賜物を人々の前で輝かしましょう。それを見て、友達が教会へ言ってみようかなと思ってくれたら、、、教会に誘って見ましょう。

800年前に書かれたミカ書の預言の言葉によってエルサレムにイエスさまがお生まれになったことを学者たちが知ったように、教会に誘った友達が、わたしたちと一緒に聖書を学び、イエスさまに出会いことができるように願います。

そのためには、先ず「この光を人々の前に輝かしなさい」とイエスさまはおっしゃっています。世の光としてのわたし、あなたを、人々の前で輝かすことができるようにイエスさまにお祈りしましょう。


上福岡教会 ジュニア礼拝 2013.12.15

大人と子供の教理学校

第九問:あなたは、この「救い」を、何によって知るのですか。

答:聖書からです。

聖書は、イスラエル(旧約聖書)とイエス・キリスト(新約聖書)において、神様がどのような救いの御業を行われたかを語り伝えています。