暗闇に輝く光

「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。」ヨハネ1:5

 

クリスマスおめでとうございます。

今日は、イエス様のお誕生をお祝いする日です。

教会の入り口のところには、クリスマス・ツリーが飾られていますが、てっぺんには必ず星がついています。

どうして星がついているか知っていますか?

これは、イエス様がお生まれになった時に現れた特別に明るく輝いた星を表しています。

今日のお話しには、この星のことも出てきます。

イエス様がお生まれになった日の夜のことです。

ベツレヘムの近くの野原で、羊飼いたちが焚き火を囲んでいました。

ライオンが襲ってくるといけないので、交互に起きて羊を守っていました。

あたりは真っ暗闇。しーんと静まり返っていました。

 

そんな真夜中に、突然、明るい光が輝きました。

空を見ると、その光の中に主の天使が立っていました。

羊飼いたちは、恐ろしくて、恐ろしくて、ブルブル、ブルブル震えていました。

すると、明るい光の中から、主の天使が静かに言いました。

「恐れることはありません。わたしは、すべての人々に与えられる素晴らしい喜びの知らせを持ってきました。今日ダビデの町ベツレヘムで、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ待ち望んでいたキリスト様です。あなたがたは、みすぼらしい布にくるまって、飼い葉桶の中に寝ている赤ちゃんを見つけるでしょう。これが救い主のしるしなんです。」(ルカ2:10-12)

 

主の天使の言葉が終わると、空にもっともっとたくさんの天使たちが現れて、きれいな声で神様を賛美しました。

「天には、神様に栄光があるように。

 地上では、御心にかなう人々に平和があるように。」(ルカ2:14)

 

羊飼いたちは、その大合唱に聞き惚れていましたが、やがて天使たちは天に帰って行きました。

天使たちの姿が見えなくなると、あたりは、また真っ暗闇になってしまいました。でも、羊飼いたちの心は、光がともったように明るくなっていました。

「救い主がお生まれになったって!」

「ベツレヘムでお生まれになったって、言ってたぞ!」

「さあ、こうしちゃいられない。すぐに探しに行こう。」

「神様が、知らせてくださった出来事を見て来よう。」

 

羊飼いたちは、大急ぎで出かけました。

そうして、見つけたんです。ベツレヘムの町で、飼い葉桶に寝かせられている赤ちゃんを。

「ああ、神様が教えてくださった通りだ。」

「この赤ちゃんが、わたしたちの救い主なんだね。キリスト様なんだね。」

 

羊飼いたちは、そばで驚いているヨセフとマリアに、主の天使から聞いたことを伝えて、神様を崇め、賛美しながら帰って行きました。

同じ夜のことです。

遠い遠い東の国の天文学の学者たちが、不思議な、とても明るい星を見つけました。

「なんて綺麗な星だ」

「あんなに、光り輝いている星は、今まで見たことがないぞ」

「あの星こそが、ユダヤの国に、新しい王様がお生まれになったしるしに違いない」

「わたしたちもお祝いをしに行きましょう。」

 

この学者たちは、お祝いの宝物を用意すると、ラクダに乗って出かけました。とても遠い国ですから、何日も何日も、何ヶ月もの長い旅をして、ようやくエルサレムにつきました。

そして町の人に尋ねました。

「ユダヤ人の王様として、近ごろお生まれになったという方は、どこにおられますか。」

すると、ヘロデ王はそれを聞いて、ひどく不安になりました。

「わたし以外に王が生まれただと。。。」

そこで、学者たちを集めて、救い主がどこにお生まれになるのかを調べさせました。

よーく調べてから、学者たちは、答えました。

「イスラエルを治める救い主は、ベツレヘムで生まれます。旧約聖書にはっきり書いてあります。」

 

それを聞いた、東の国の天文学者たちは、ベツレヘムに向かいました。

その時、東の国で見た、明るく輝く星が、また現れました。

天文学者たちは、その星に導かれるままに進んで行きました。

すると、その星がイエス様のおられる家の上にとまりました。

家の中にはマリアと幼いイエス様がおられました。

「おお、この方がユダヤの新しい王様なんですね。」

天文学者たちは、イエス様を拝み、持ってきた宝物を献げました。

 

神様は、人々から見下されていた羊飼いに、救い主イエス様がお生まれになったことを、最初に知らせてくださいました。

本当の神様を知らないと思われていた、東の国の天文学者たちにも、救い主イエス様の誕生を知らせてくださいました。

神様は、人々から見下されていた羊飼いに、救い主イエス様がお生まれになったことを、最初に知らせてくださいました。

本当の神様を知らないと思われていた、東の国の天文学者たちにも、救い主イエス様の誕生を知らせてくださいました。

 

羊飼いたちも、天文学者たちも、イエス様にお会いできた喜びで心がいっぱいになりました。

それは、イエス様が「すべての人を照らすまことの光」だからです。

もう一度、今日の聖書箇所を読みましょう。

「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。」

 

人の罪のために、悲しみや苦しみがあるこの世界は、真っ暗闇です。

でも、イエス様は、そんな真っ暗闇の世界に、明るく輝く光となって来られました。

暗闇は光に打ち勝つことができません。

イエス様は、闇の世界に完全に勝利し、わたしたちを罪から聖め、救い出すためにこの世に来られました。

イエス様を信じる人は誰でも、このイエス様の光に照らされて、光の子どもとして輝いて生きることができるようにされます。

イエス様に、心から感謝を献げましょう。


教案:成長161225

「暗闇に輝く光」ヨハネによる福音書1:1-5, 9, ルカによる福音書2:8-20

テーマ:まことの光であられる主。

暗唱聖句:ヨハネ1:5

「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。」