病気が治った女の人

「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」マルコ5:34

 

今日は、とても長い間、どんなお医者さまに診てもらっても病気が治らずに、12年間も病気で苦しんでいた女の人のお話しをします。

 

「あのお医者さまに診てもらっても治らない、

 このお医者さまに診てもらっても治らない、

 たくさんのお医者さまに診てもらったけど、治らない。

 

 治るどころか、どんどん病気が悪くなってしまう。

 それだけじゃない。

 悪い医者にだまされて、お金もすっかりなくなってしまった。

 もう、どうしたらいいのか。。。

 わからない。。

 お先真っ暗だ。」

 

そんな女の人が住む街に、イエスさまがやって来られました。

イエスさまが、不思議な力で病気を治しておられるということを聞いた、この女の人は、体中が痛くて痛くて、苦しくて苦しくて、たまらないのを我慢して、外に出ました。

 

ところが、イエスさまの周りには、人がたくさんいてイエスさまのところへ近づくのも、なかなかできませんでした。

でも、女の人は、必死になって人々の間をくぐり抜けて、イエスさまのそばまで進んでいきました。

「イエスさまの服にでも触ることができれば、きっとわたしの病気は治る」。

そう思って、イエスさまの後ろからイエスさまの服に、そっと触りました。

すると、どうでしょう。

体中の痛みがなくなって、あんなに苦しかった、病気がすっかり治ってしまいました。

「(よかった! 病気が治った。痛みもなくなった。苦しみもなくなった。さぁ、家に帰ろう)」。女の人は、そう思って、さっさと家に帰ろうとしました。

 

ところが、、、

「わたしの服に触れたのはだれだ」。

 

イエスさまも、ご自分の力が外に出て行ったことに気がつかれました。

イエスさまは振り返っておっしゃいました。

「わたしの服に触れたのはだれだ」。

 

「イエスさま、こんなにたくさんの人たちが集まっているんですよ。だれが触ったのかなんて、わかりっこないですよ」。お弟子さんたちが言いました。

それでも、イエスさまは触った人を見つけようと、辺りを探しておられました。

 

女の人は、自分がイエスさまの服に触って、病気が治って、痛みもなくなって、苦しみもなくなって、家に帰ろうとしていたことが、だんだん、怖くなって来ました。

女の人は怖くて怖くてたまらなくなり、震えながらイエスさまの前に出て行きました。

「(どんなお叱りを受けるんだろう。また、病気になってしまうんだろうか)」。

そして、ひれ伏して、言いました。

「イエスさまの服に触ったのはわたしです。長い間病気で苦しんでいましたが、痛みもなくなり病気もすっかり治りました」。

 

そこで、イエスさまはやさしくおっしゃいました。

「娘よ、あなたがわたしの力を信じたから、病気が治ったのです。

 安心して行きなさい。これからは元気に暮らしなさい」。

 

イエスさまは、この女の人の病気を治しただけではありませんでした。

「安心して行きなさい。これからは元気に暮らしなさい」。

病気を治してくださっただけではなく、女の人のこころに安心を与えてくださいました。

そして、「これから」、将来の希望と祝福を約束してくださいました。

 

わたしたちも、病気のときだけではなく、いろいろな大変な出来事や苦しいことが襲って来ることがあります。

もうどうしようもなくなって、何をしたらよいかわからなくなって、お先真っ暗になってしまうことがあります。

そのようなときでも、イエスさまはわたしたちをお見捨てになることはありません。

どんなに苦しいときでもイエスさまが共にいてくださいます。

どんなに悲しいときでも、イエスさまは必ず癒してくださいます。助けてくださいます。

イエスさまは、わたしたちに将来の希望と祝福を約束してくださっています。

 

どんなときでもイエスさまのお力を信じて、イエスさまにより頼み、安心してイエスさまと共に歩んで行きましょう。


教案:成長150426

聖書箇所:マルコ5:25-34

テーマ:主イエスの御力に期待する。

暗唱聖句:マルコ5:34

「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」